【終了】11月17日(金)18時30分より《新潮講座スペシャル》ハチは美味い!~昆虫食入門・秋篇~を開講。おでかけください。



ちらし表ちらし裏好評だった夏篇に続き秋篇を開講。昆虫の栄養価や健康食品としての可能性、味と食感、日本と世界の昆虫食ビジネスの動向についてお話します。昆虫食に興味ある方の参加をお待ちしています。美味しいスズメバチの試食もできます。
日時:11月17日(金)18:30~20:00 ※18:00開場
受講料:3240円
お申し込み:
電話03-3266-5776
ホームページ http://www.shinchosha.co.jp/blog/chair/

 

【終了】昆虫食のひるべ101 ワークショップ「ハチノコとウナギ食べ比べ実験」へのお誘い

ひるべ1012017年9月24日(日)13:50open  14:00start
予約2500円+1drink500円 当日300円高 定員20名
会場 JR中央線阿佐ヶ谷駅前、カフェバー「よるのひるね」
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ハチノコはウナギの味によく似ているとグルメ漫画『美味しいぼ』に出てきます。味覚センサーでもぴったりかさなります。どこが似てどこが違うのでしょうか。今回はこの二つをじっくり味わってみましょう。他にハチノコを使ったメニューもあります。乞うご期待。
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※当日撮影した写真など他で利用することがあります。ご承知おきください。
※昆虫を初めて食べる際の注意
まれにアレルギー症状がおこる場合があります。
エビ・カニなど甲殻類アレルギーの方は少量からお試しを。
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ご予約は下記まで。
●昆虫料理研究会
・昆虫食彩館:http://insectcuisine.jp/?p=752
・内山:entomophagy@shichigatsudo.co.jp
●よるのひるね
・電話:03-6765-6997
・E-mail:yorunohirunepro@gmail.com
・http://yoruhiru.com
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【終了】阿佐ヶ谷よるのひるねの「昆虫食のひるべ」は今月でちょうど100回になります。そこで今回から装いも新たにテーマを決めて昆虫食について考える場にしたいと思っています。今月27日は「シルク醤油の試飲会」です。旨味が濃くて独特の甘味もあります。20名限定ですので早めのご予約をお待ちしています。

ひるべ100
昆虫食のひるべ100 ワークショップ「シルク醤油ってどんな味」へのお誘い
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2006年9月に第1回を開いてから今月でちょうど100回になります。そこで今回から装いも新たに、テーマを決めて昆虫食についてより深く考える場にしたいと思っています。
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2017年8月27日(日)13:50open  14:00start
予約2500円+1drink500円 当日300円高 定員20名
会場 JR中央線阿佐ヶ谷駅前、カフェバー「よるのひるね」
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今月のテーマ
カイコの繭を原料とするシルク醤油は、京都の老舗塩野屋産の白繭、都浅黄を使った試作品です。昆虫エネルギー研究所の佐藤裕一代表が発案し、醤油発祥の地として知られる和歌山県湯浅町の湯浅醤油が醸造しました。今回はいなか伝承社の田中寛人さんが二年前に商品化したイナゴソースも試飲していただきます。日本の醸造文化の代表ともいえる醤油を昆虫で作ったらどうなるか。昆虫醤油の時代の到来を予感させる作品です。
・シルク醤油発案に当たって
・シルク醤油はどうやってできるか
・シルク醤油、イナゴソース試飲
・意見交換&カイコr関連料理の試食ほか
※材料の都合で変更になる場合があります。
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※当日撮影した写真など他で利用することがあります。ご承知おきください。
※昆虫を初めて食べる際の注意
まれにアレルギー症状がおこる場合があります。
エビ・カニなど甲殻類アレルギーの方は少量からお試しを。
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ご予約は下記まで。
●昆虫料理研究会
・昆虫食彩館:http://insectcuisine.jp/?p=752
・内山:entomophagy@shichigatsudo.co.jp
●よるのひるね
・電話:03-6765-6997
・E-mail:yorunohirunepro@gmail.com
http://yoruhiru.com
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【発売中】フランス産のかわいいお試しセットお譲りします。美味しいドライコオロギとミールワームのお試しセットです。

KIBOフランスの昆虫養殖会社KIBOは創業当時からいろいろ相談を受けていました。世界一美味しいドライコオロギとミールワームなのですが、いかんせん高価なのが普及のネックでした。それが今度ようやくおしゃれな小袋が新発売になりました。イベントなどで使う予定ですが、忙しくてなかなか参加できない方や遠方の方のためにセットで1000円(送料サービス)でお分けしたいと思います。フランスからやってきた昆虫の味をご賞味ください。
お問い合わせ、ご注文: http://insectcuisine.jp/?page_id=591

【再掲】信州の昆虫食品(初出:2006年3月31日)


昆虫食の話をしていて、田舎が信州だというと納得される場合が多い。確かにいまでも近所のスーパーの佃煮売場などにいけば、イナゴの佃煮のパック詰めがヒジキや昆布の佃煮の隣でなじんでいる。缶詰コーナーを見ればイナゴ缶とハチの子缶は定位置ですましている。長野県は南北にながい。地域によってザザムシとかサナギが店頭の常連になっていたりする。長野駅周辺の土産物店などでは、そうした昆虫食品各種を見ることができる。

かつて信州各地では多彩な昆虫食文化が存在していた。日本の食生活全集20『聞き書 長野の食事』(1986(昭和61)年、農文協刊)の抜粋を以下に掲載する。
●安曇平
■いなご
秋には田のあぜにいなごがとび交う。手ぬぐいを縫った袋を腰に、いなごとりをする。夜に煮つけてつくだ煮にする。また、いろりのおきで焼いたいなごをおろし大根であえると、一味違ったおいしさがある。
■蜂の子
家の軒先にある足長蜂の巣の「はちのこ」は、子どもでも取れるのでちょいちょい食べる。地蜂は、好きな人が蜂を追いかけて巣をみつけ、とってきてはちのこ飯などにするが、ごくわずかである。

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●伊那谷
■ざざ虫
寒中のころ、天竜川でざざ虫とりをする。ざざ虫は、川の水が勢いよく流れ、ざざ、ざざと波の音がするところにすんでいるから、この名前があるという。とびげらやかわげらの幼虫である。春になって水がぬるむと深いところに入ってしまうので、寒中にとる。
とってきたら、小石やごみを除いてよく洗い、砂糖と醤油を煮たてた中に生きたまま入れて、中火で焦がさないようにしながら、汁気がすっかりなくなるまで煮る。珍味として少しずつ来客用にする。
■いなご
秋になるといなごがとれる。稲刈りをはじめるとき、朝30分くらいいなごとりをしてから仕事にかかる。布袋へ入れて帰り、炒りなべで炒って足を除き、醤油と砂糖でからからに煮つける。何回かにわたって、一升か二升くらいを煮つけておき、ふたつきの入れものにとっておく。大切な滋養になる食べもので、ときどき出して食べる。
■蚕のさなぎ
養蚕の盛んなこの地方では、肉や魚のかわりに蚕のさなぎを、ごくふつうに食べる。春蚕や秋蚕上がりに近くの製糸工場へ行くと、さなぎを分けてくれる。たっぷりのお湯の中で一度ゆでる。これを砂糖少しと醤油で煮つけて、からからになるように仕あげる。こうしておくと保存もきくので、ときどきごはんのおかずとして利用する。
■蜂の子
また、蜂の子も食べる。地蜂の巣をさがし、巣が最も大きくなるのを待ってとり、蜂の子を落とし出す。蜂の子ごはんにしたり、空炒りにして塩をふって食べたりする。蜂の巣とりの好きな人がいて、そのおすそ分けがあるから、近所の人たちは喜ぶ。

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●諏訪盆地
■蜂の子
「すがり」と呼ばれる地蜂の幼虫である。蜂の巣の裏側を火であぶると、蜂の子が巣から落ちてくる。
砂糖、醤油に水を少し加えて煮たて、蜂の子を入れて炒りつける。これをびんに入れて保存し、来客のとき、ごはんに混ぜて蜂の子飯にする。

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●佐久平
■いなご
稲の葉を食べて育ったいなごは、田んぼに霜の降りる前ころが脂がのっておいしく、「霜いなご」ともいわれる。稲刈りから脱穀のころ、さらしの袋を腰にぶら下げていき、田仕事の合い間に四つ五つととる。
お湯に通してよく洗い、飛び足と羽をもぎとって甘からく煮つける。砂糖、醤油は目分量である。かめにとっておいて、冬中のおかずにする。
また、お湯でゆでてから、からからに干したものをすり鉢ですりつぶし、いなご味噌にして食べる。田植えどきのなめ味噌になったり、産婦によいといって味噌汁に入れて食べさせる。
いなごの煮かたにも家々の秘伝があり、色も味も歯ぎわりも微妙に違っていて、自慢の種になる。
■蚕のさなぎ
養殖ごいの財である蚕のさなぎは、近くの製糸工場から手に入れて、庭先いっぱいにむしろを広げて乾燥させておく。新しいものが手に入ると、その一部を食用にする。さなぎ3個で卵1個分の滋養があるといわれ、これを食べて農繁期を乗り切る。
さなぎをゆがいて脂気をとり、味を濃くして甘からく煮つける。
■蚕蛾の雄
また、さなぎからかえった雄の蛾をつくだ煮にしたものは「まゆこ」といい、珍重される。雄の蛾は蚕種業者から譲ってもらう。
■げんごろう
九月、田のこいを揚げるときに、げんごろうもたくさんとれる。つややかな羽をひろげて飛んでいってしまうので、ふたが必要である。
その羽をもぎとって、焼いたり炒ったりして塩味で食べる。すずめ焼きの味がするといって珍重される。
■蜂の子
夏の終わりから初秋にかけて、子どもたちは地蜂とりに野山をかけめぐる。真綿に肉片をつけたものをくわえて飛ぶ蜂を追っかけて、地蜂の巣をみつける。乾いた土手の土の中に三段くらいに重なってある。火薬をいぶして蜂を仮死させてから掘りとる。
地蜂の巣を火にかざして逆さにすると、白いうじ虫のような幼虫や、羽が生えかかった若蜂が落ちる。これを油で炒め、醤油、酒、砂糖で、汁がなくなるまで炒り煮する。
炊きたてのごはんに混ぜた蜂の子飯は最高のごちそうである。

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●善光寺平
■蚕のさなぎ
売りものにならないびしょ(薄い繭)から糸をとり、玉繭(さなぎが二ひき入っている繭)から真綿をつくる。このときにでるさなぎは、煮つけておかずにする。

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●西山
■蚕のさなぎ
春蚕から晩秋蚕まで蚕の世話に明け暮れるが、その副産物としてさなぎがある。とくに九月から十月にかけての玉繭(大きな繭)やさび繭は価格が安くなるので、自家用として煮て、真綿をとったり、糸を引いたりする。
残ったさなぎはきれいに洗い、ほうろくに入れて空煎りし、醤油と砂糖で煮つける。ごはんのおかずになる。
これを食べると、力がでるし、元気づくのである。