268 セミ会大盛況


今年のセミ会は次々と応募があって総勢なんと38人の参加となった。昨年15人だったことを考えるとすごい。セミはうまいという宣伝効果が幸いしたのだろうか。年々昆虫食が市民権を得てきたのだろうか。
3時、某駅集合。近くの調理室へ移動。定員20人の調理室がごったがえす。スケジュールを説明し、採集班(セミ成虫採集)、調理班(フライ、燻製、焼きそば下準備)に分かれて活動を開始した。一段落して『楽しい昆虫料理』のサイン本販売と、心理学研究のためのアンケートを行う。みなさん感謝です。
6時、幼虫出没ポイントへ移動する。日没から幼虫が出始める。昨年よりはいくぶん少ないようだ。みんなが懐中電灯を照らして地面や木の表面や葉裏を探す。短時間にかなり取る。
8時、ふたたび調理室。さっそく採集数をカウントする。約200頭。昨年は248頭だったからやや少なかった。調理に入る。
セミ幼虫のフライ
セミ幼虫の燻製
セミ成虫の素揚げ
ジャイアントミールワームとフタホシコオロギの焼きそば
予想はしていたがセミは全員が旨いと驚く。植物系の味、ナッツの香り、成虫は幼虫より旨みが濃い等など。やはり燻製は格別との感想が多かった。
参加者のみなさん、お疲れ様でした。感想などコメントください。

267 クマゼミ大猟(大阪)


なんとか都合がついて大阪クマゼミ会に参加できた。西さん、上野さん、準備ありがとう。参加していただいた野食計画関係の皆さん、一般参加のみなさん、暑い中、終電まで、本当にお疲れさまでした。本も買っていただいて感謝です。
26日午後5時過ぎ某公園に集まる。西さんの下見のおかけで、クマゼミ羽化ポイントには地上には穴が無数に空き、葉裏には子ガメ孫ガメ風に抜け殻が重なっている。天気も上々。大猟の条件が揃っている。予想にたがわず7時を過ぎるころから、まるで行列をなすように次々とクマゼミが木にのぼりはじめる。時間にして1時間あまりでかなりの量を採集した。

調理場へ移動。もっぱらフライで試食。塩・コショウ、チリソース、ウナギのたれなど、味をかえて楽しんだ。クマゼミはやはりでかい。アブラゼミに馴染んでいると、いちだんと大きいと感じる。ただアブラゼミのほうがやや旨味が濃いような気がした。

何人かと淀川べりで語り明かす。川面に映る黎明の光の美しさを久しぶりに見る。本を手にシェパード犬とのツーショットを試みたが、嫌われてしまったようだ。

岸辺の石垣にすわり昆虫食の明日に夢をはせる面々。今日の暑さを予言するようにシャンシャンとクマゼミの鳴き声が河川敷に響きわたる。

131 『乱世のサバイバル教典』


マミヤ狂四郎・サージェント阪木・クーロン黒沢著『乱世のサバイバル教典』(太田出版、1680円)という本が出た。マミヤ狂四郎氏(武闘派マンガ家)が試食会を取材、「コラム」にまとめている。「ゴキブリも揚げるといけますよ! 虫食い同好会に隠密取材」というキャッチだ。マミヤ氏とは長いつき合いで、当会発足まもない頃にも試食会に参加いただいている。コラムでは実際に食べた虫の味が列挙されている。具体的でわかりやすいのがいい。題名が示すとおり非常時・災害時における生き残り戦略が詰まりに詰まってはち切れそうな本である。