045 陸自サバイバルレシピ「昆虫の食べ方」について


陸上自衛隊のサバイバル訓練用に虫レシピがあったことが今回の情報漏洩で分かった。ところがこのレシピを見ると、間違っている点や、書き足りない点が散見される。クモの味はチョコレートそっくりなどあまりに実際と異なる記述があり、実食によるものとはとうてい思えないレシピである。そこで誤解をなくして正しい昆虫食普及のために、以下に対象種ごとの説明と食べ方を簡単にまとめておくことにした。参考までにまず自衛隊のレシピを掲げ(【陸自】と表記)、つぎに我々の実食体験に基づくコメントを掲載したい。
●カマキリ
【陸自】羽をむしってから焼いたり、炒めたりしよう。煮てもよい。
ふつう羽と足を取って空揚げが最も食べやすい。線虫が寄生している個体が多いが毒ではない。気になる場合は開腹して除去するといい。
秋季の卵を孕んだお腹の大きなメスとの出会いは幸福な瞬間といえる。さっと揚げて頭部を持ち手羽元を食べる要領で腹部をかじる。卵のクリーミーな甘みが絶妙である。
また卵嚢を冬季に採集しておくこともおすすめする。春になるといっせいに孵化するので、塩・コショウをさっとふって躍り食いするといい。春の醍醐味である。野草などと合わせてかき揚げにしてもうまい。
 
 ●カブトムシ
【陸自】幼虫の焼いたものは香りもよく、一度食べたらやみつきになりそう。成虫は羽や足が焦げる程度に焼こう。
昆虫の味は餌に左右される場合が多い。カブトムシはその典型といえる。
 
成虫はクヌギなどの樹液を好むため臭みはほとんどない。飛翔筋が発達しているので胸肉が美味。ホイル焼きなどして楽しもう。
 
これに比べて幼虫は一見ぷりぷりしてうまそうに見えるが、腐葉土臭がひどくてそのままでは食べられたものではない。内臓をよく洗い、塩とおからを詰めて1週間ほど臭みをぬき、もう一度よく洗って今度は塩と唐辛子など詰めて本漬けする。こうして1ヶ月漬け込む。これでなんとか食べられるようになる。
 
 ●クワガタムシ
【陸自】カブトムシと同じようにして食べる。
 成虫はカブトムシとほとんど同じ味だと思えばいい。
 
 幼虫となるとまったく別である。本種の幼虫は主に朽ち木を食べて育つ。したがってカブトムシのようなひどい臭みはない。揚げたり焼いたり炒めたりして普通に食べることができる。
 
●カミキリムシ
【陸自】幼虫はテッポウムシという。生でもいけるし、焼いてもよい。生のあじは刺身のトロに似ている。
本種は昔から昆虫食の王様と言われている。宜成るかなである。彼らは生木に孔を開けて産卵する。孵化した幼虫は生木をまっすぐ食べ進む。弾丸が貫通したような孔を開けるのでテッポウムシとも呼ばれている。
かつては薪割りなどでよく見つかったが、いまでは採集が困難である。ゆえに夢の食材といえる。食べ方はクワガタムシと同じである。
 
●クモ
【陸自】足を取ってから食べる。味はチョコレートそっくり。
 クモは昆虫とちがって外皮が柔らかなのでとてもたべやすい。お勧めは晩秋のジョロウグモのメスである。黄色に真紅の結婚色があざやかなクモで、わりあいまとまって網を張っているので大量捕獲もできる。
 空揚げにすれば足もパリパリ香ばしく食べることができる。しかも長い脚の形が揚げると様々で、変化の妙を視覚でも楽しめる。
 外皮がやわらかいのでゆでても美味しい。さっとゆでても赤や黄の体色は消えない。塩・コショウでいただく。淡泊で癖がなく、卵がつまっている場合は一定の歯ごたえがある。
 チョコレートの味がするという風評は嘘で、つぶしたときに出るどろっとした体液がチョコレートを連想させるためだろう。
 
●シロアリ
【陸自】生のままが最高。太くて古い幹にいっぱいいる。
 本種は試す機会に恵まれていないのでコメントできない。ただし文献によれば栄養的にも味覚的にも優れた食材であることは確実である。
 
●ムカデ
【陸自】あまりおいしくはないが、唐揚げにしてみよう。
本種は付け焼きがうまい。大型は串にさして焼いてもいい。お好みのタレをからめて焼くと香ばしい匂いが食欲をそそる。いくらでも酒が飲めてしまう珍味である。
●ハチの子
【陸自】生でもOK。炒めたり、煮てもよい。ただし捕まえるときは親蜂に刺されないように注意すること。
あまりにも有名である。味噌で炒めて飯盒にまぜたら、アウトドアでのこの上ない贅沢ランチだ。クロスズメバチが定番だが、よく見かけるアシナガバチの幼虫もそれなりにうまい。危険度は少ないので巣をみかけたら幼虫を舌にのせてみるといい。ほんのりあたたかな甘い食感が幸せな気分にしてくれる。
●サクラケムシ
【陸自】唐揚げがよい。エビの唐揚げのような味がして絶品。
本種は何らかの条件下で集団移動する。時として幹が埋め尽くされるほどの集団となって別の木へ移動する。このときは一網打尽である。やはり揚げるか炒めるかが基本だ。
●イモムシ
【陸自】焼いて食べる。ポンと皮がはじけたら食べ頃だ。
さなぎになる直前の芋虫は外皮の内側に油がのって旨い。そのまま熱を通すとせっかくの中身が飛び出てしまうので、お尻の先を小さく切っておくことが大事である。そうすればはじけることもないし、味もよく染み込む。
●ウジ
【陸自】佃煮がおいしい。生でも大丈夫。ただし、ホタルやナメクジには手を出さないこと。ホタルの発光体には猛毒がある。ナメクジを生で食べると下痢をするし、高熱が出る場合もある。
ウジというとハエを連想するが、【陸自】はなにを差しているのだろうか。ハエのウジを生で食べて大丈夫とはとても思えない。ホタルやナメクジもウジの範疇には入らない。ウジをハチの子やアリの子と考えるならば、場合によっては少量なら生で食べられないことも無いが…。
ホタルはわれわれも食べたことはない。毒があることは確かだが、猛毒ではない。大量に食べなければ問題はないだろう。
ナメクジは陸貝の一種である。エスカルゴの家無しバージョンと思えばいい。さっとゆでて三杯酢でいただくと、しこしこした歯触りは逸品である。


045 陸自サバイバルレシピ「昆虫の食べ方」について” への42件のコメント

  1. やっぱり思ったことは同じですね。
    陸自経験者の話だとヘビとかそのあたりは実際当たり前みたいな話だけど
    虫はあんまり聞いたことなかったです。
    クモがチョコ味だなんて都市伝説としか思えないですね。

    あと、カブト・クワガタの幼虫ですが、全くその通りで、
    ブリードしてる人はクワガタの幼虫が増えすぎて余ったりもするけれど
    これが天然の朽木を食ってる訳ではないのでカブト寄りの臭いブツになってしまうのです。
    よくTVでカブトムシの幼虫の丸焼きとかがどこかの原住民の食事として放映されますが
    決まって鮮やかな朽木の中から巨大なのが出てきます。
    あんなのを食べてみたいですね。

  2. ニューギニアだったか、インドネシアだったかの
    何族だったか覚えてないんですけど、
    そこの人たちはヤシの木かなにかを切り倒して放置して
    虫が卵を産みに来るのを待ってるって話を
    世界ウルルン滞在記で見たことがあります。
    その時の説明ではゾウムシの一種の幼虫がわくのだと言ってました。
    ゾウムシだとすると、日本では考えられないような巨大な芋虫でしたけど。
    確かにちょっと美味しそうでした。食べてみたいです。

  3. 昆虫食があるという事で見にきてみました。味に関してはきっとbugeater様のいうとおりなのでしょう。
    ただ、忘れていただいては困ることは、自衛官は何も屋外昆虫食パーティを開くためにサバイバルするわけではありません。
    そうなって欲しくはないのですが、陸自隊員が昆虫食を食べねばならない状況というのは日本が攻め込まれて食糧の補給が上手く回らない時でしょう。欧米諸国の特殊部隊隊員たちでも、普通に補給が来るときはそっちを食べたほうが良いと書いています。
    そのような状況でから揚げだとか、ホイル焼きといったことは現実的には不可能です。炊煙すら上げられない状況だってあるわけですし、アルミホイルや油を携帯していったりもしません。
    bugeater様と食べる状況が異なる以上、味はともかくレシピの「間違い」というのは、間違いにあたらないのではないでしょうか。

    とはいえ、民間人の私たちが食べるときはbugeater様のように食べるほうがおいしいでしょうから、今度田舎に帰ったらやってみますね。

  4. 名も名乗れぬ人に言っても仕方ないんでしょうけど、唐揚げ唐揚げって書いてるのは陸自の資料に多いんですけど。
    しかもウジなんて佃煮だとかいって火力も調味料も多く使うのに。
    揚げてるレシピがいっぱいあるのに、揚げたほうが旨いものを生食してるのはやっぱ変。

    サバイバルする上では基本的に生で食えるか、過熱して食えるかが重要だと思うけど
    クモはやっぱり生食するに値するクモに出会ったことなし。
    それこそ囚われの身にでもなった時に牢の中で捕まえて食うとかでもなければ野草でも食べてるほうが効率いいですし。
    資料が言葉足らずすぎるのが問題なのだと思いますが、基本的に火が使える状態が前提になっているとしか思えません。
    そこでウジが生食可能とか、種や状態も特定せずに危険を無視した記載は敵地や災害現場で腹を壊さないためにも間違い以外の何物でもないかと思います。
    曖昧な記載は有毒昆虫や細菌類の存在を無視しすぎ。
    ホイルはなくても、生葉にくるんで火にくべるだけでもいいですしね。

  5. というか、この【陸自】の部分は原文ママなのでしょうか?
    あまりにも稚拙な文章に見えますが…。
    ソースを見てみたいです。

  6. この自衛隊の昆虫食資料って、10年以上前に発売された、サバイバル・マニュアルの昆虫食の内容と殆ど同じですね・・・。

    もしかしたら、この流出資料は、適当にねつ造された物か、あるいは、自衛隊員個人が作成した物かもしれませんね。

    内容的にも、余りにもお粗末な気がするし、もし自衛隊が使うとするなら、SEAL'sやSASのサバイバル技術にもっと実戦に裏打ちされた内容が有るので、普通だったら其方の資料を使うのではないかと思うのですが・・・。

    う~ん、疑問が残ります・・・。

  7. 一部レスがかなり稚拙ですね
    今の技術は煙を出すことがNGとか素人の考えるつく次元じゃないんですよ
    真昼間に何の遮蔽物も無いとこで食事するわけじゃないんですから
    そりゃ隠す技術はいくらでもあります

    SEAL'sやSASのサバイバル技術ってのは
    そんなことは70年代に捨てられました
    そういう状況にしないことが技術です
    そんな原始的なレベルのことはもう教えていません

    今は状況として
    使用できる調味料や科学的に判明したこともたくさんあるので
    これはこれとして笑えばいいとこを
    本気にしてどうすんですか

  8. うん、読んでいるだけで想像できる
    自分の想像力が恨めしいです♡
    ところで、陸自にはアリも載ってましたっけ?
    アリがおいしいのかどうか気になります

  9. カマキリの食い方・・油で揚げたらうまいとか書いてるけど装備品の中にフライ用の油ってあるのか?
    あと卵捕まえといて孵化したら食べるって気の長い非常時ですねwww

  10. >通りすがり様
    >●ムカデ
    >【陸自】あまりおいしくはないが、唐揚げにしてみよう。
    と、自衛隊のメモにも、唐揚げの描写があるので、多分自衛隊ではフライ用の油を用意して居るんでしょう。

  11. ゲテ食大全(北寺尾ゲンコツ堂)をお勧めします。
    かなり詳細で面白い資料です。
    実際に著者が調理して食べているので信憑性も高いです。

  12. もしかしてS47年に出版された谷口尚規氏の「冒険手帳」の受け売りでは?記述が全く同じです。。

  13. 蜂の子とか長野県内では普通に食べますね。小さなジャムビン位の容器に入っている物が1本2,000円位します。佃煮は甘くて最高ですね。長野県にはザザ虫とかイナゴとか、昆虫食は他にもあります。
    でも、罠で捕まえられるウサギや蛇、蛙やネズミ、川魚の方が一年中食べられて昆虫よりも実用的な気がするんですがねえ。

  14. 蜂の子とか長野県内では普通に食べますね。小さなジャムビン位の容器に入っている物が1本2,000円位します。佃煮は甘くて最高ですね。長野県にはザザ虫とかイナゴとか、昆虫食は他にもあります。
    でも、罠で捕まえられるウサギや蛇、蛙やネズミ、川魚の方が一年中食べられて昆虫よりも実用的な気がするんですがねえ。

  15. >そんな原始的なレベルのことはもう教えていません

    やらされたんすけど………(資料に書かれてるような単純なものじゃないよ)
    実地技術じゃなくて、一種の洗礼みたいなもの。

    >内容的にも、余りにもお粗末な気がするし、もし自衛隊が使うとするなら、SEAL'sやSASのサバイバル技術にもっと実戦に裏打ちされた内容が有るので、普通だったら其方の資料を使うのではないかと思うのですが・・・。

    ですね~、資料の出所は知りませんが、実際はもっと高度なレベルですよ。
    これは、実際にレンジャー課程を、受けないと実感できないかも。(部隊によって相違はありますけど)
    雑誌やテレビでの、情報はほんの一部分ですから、仕方ないと思います。

  16. これは私もかすかに記憶にありますが、別に自衛隊の内部資料ではなく、「これが軍のサバイバルだ!」のようなムック本の内容だったかと。もっとも自衛隊がそれを真に受けてテキストに使っているのなら別ですが。

  17. 【陸自】っての「自然の中で生き残る為のサバイバル読本」じゃないの?
    25年前に見たのと同じ文章だ。とても陸上自衛隊が実践している内容とは思えない。自演ですか?

  18. >陸上自衛隊のサバイバル訓練用虫レシピ

    みんなよく知ってるなぁ。ていうか本が手元にあるよ。
    内容が1982年(第1版)に発売された『サバイバル読本』とほぼ一致。

    伊藤幸司(いとうこうじ)氏
    早稲田大学・探検部『サバイバル』研究班
    ISBN:4-391-10508-X

    紀伊国屋に、まだその存在が確認できます
    http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-ISBN=439110508X

  19. 基本的に生で食ってはいかんでしょ。ウジでもカマキリの子でも。どんな寄生虫がいるとか判らないよ。魚だって刺身OKも不可もある。ナメクジやサワガニがNGなのは有名だけど昆虫なんてほとんど調べられてないんじゃ? 食える食えないだけなら、ツチハンミョウやテントウムシみたいな毒虫でなければみな食えるのでは?昆虫食そのモノは日本も含め世界中にあるけど、みんな肉魚中心に切り替わるのは、やはりほとんどの人は肉魚の方がウマイということでしょ。私自身は蜂の子もイナゴもカマキリも好きですけどねー。

  20. 昆虫は死んでも食べない。そんな世の中になったら餓死したほうがよい。
    食欲より理性の問題。個人的には絶対食べないだろう。

  21. > take at 2006-03-29 10:53 x
    もしかしてS47年に出版された谷口尚規氏の「冒険手帳」の受け売りでは?記述が全く同じです。。

    僕もその本を持っていて「クモ=チョコレート味」の記述をハッキリ憶えています。
    先日実家で確認したら、やはり全く同じでした。

    オシッコもろ過すれば飲める、なんて書いてあったいい加減な本だと小学生ながら思った記憶があります。

  22. 陸自サバイバルレシピー見事に自然科学音痴のテキストですな。なんの経験も知識もなく,かき集めで纏めたような酷いものですね。低レベルのお役所仕事で,これがもしも本物なら自衛隊の戦闘能力や幹部の決裁能力が心配になります。

     私も「冒険手帳」は持っていたので,直ぐに分かりました。あの本はトンデモ記述が多かったけれど,少年をアウトドアに誘い荒野を目指させるという意味では,エポックだったと思います。今の物欲・モノマガジン的なアウトドア雑誌より,まだ世界は健全でした。
     卵嚢採集はよい着眼点だと思いました。今日食べれば明日は食べられるか分からない。長期的な視点がないとサバイバルになりません。その間に別のもので食いつなぐ,それで駄目ならお仕舞い。後でも食える可能性のあるモノは採集しておくのは当たり前だと思います。熱帯なら孵化までそんなに時間はかからないでしょう。ただハリガネムシが高頻度で中に入っていますが,あれは食べられませんか? 回虫の無菌培養を食べた話をムツゴロウさんがされていましたが,私も流石に,あの手は駄目だな。

  23.  オシッコは,直後なら良くできた濾過装置なら飲んでも危険はないでしょう。私はご免被りたいけど,トンデモの民間療法の世界で尿療法なんてのもあります。友人がやっていてやめて〜と思いましたが,死ぬことはありませんでしたから。濾過後のそれなら,フレッシュ小水よりはずっと良いかも知れませんね。
     ここのブログを拝見して最初から美味しく食べられるノウハウを蓄積する方がずっと精神衛生上良いと思えてきました(勘違いかも)。危機的状況を都合よく考えるのは危険ですが,それでもライフラインが回復する救助が来る,その数日間を家族と楽しくしのげる(かもしれない),リスクをヘッジするためのノウハウとして,楽しいです。日本の食糧自給率は,北朝鮮より低いそうですからリスクになればあの世界よりもっと悲惨と云うことですね。
     生食については,昆虫の食性や生活史から危険のないモノをちゃんと選ばれておられますね。私の昆虫食体験は蜂の子やイナゴ程度で貧困ですが,テッポウムシは,私はココナッツの味だと思いました。市街地でも倒木などほったらかしの大学の林園が結構穴場ですね。

  24. カマキリというとハリガネムシはどうかと必ず聞かれます。わたしはハリガネムシを食べたことはありませんので味や食感は分かりませんが、熱を通して食べる分には無害だと思います。ハリガネムシはハラビロカマキリに多く寄生するといわれ、オオカマキリを主な食材としているわたしの場合あまり遭遇したことはありません。卵嚢はもちろん大丈夫ですし…。

    昆虫は変態ステージにもよりますが、幼虫やさなぎはナッツ系の味がするものが比較的多いようです。生食は可能な限り避けたほうが無難でしょう。

  25. 最近地球全体のいわばサバイバル的観点から、閉鎖系における食物連鎖とリサイクルに関する研究がよく聞かれるようになってきました。アメリカの「バイオスフィア2」が有名です。日本では「火星居住に昆虫食を」という研究などあります。国連の食糧・農業機構(FAO)も昆虫食を奨励しています。昆虫の食材としての利点は、非可食バイオマスつまりヒトが食べない生物由来の有機物資源の餌利用(ヒトと食べ物を競合しないということ、ひるがえって牛肉1kgを得るのに穀物10kg必要とされる)、小規模施設で飼育可能、栄養価の高さ、などがあげられます。

    先日国立極地研究所で「南極設営シンポジウム」があったのですが、上記のような観点から南極で昆虫食はどうかというお話しをさせていただきました。「奇想天外」な発想に皆さん大うけでした。懇親会に持参した試食品もあっという間になくなってしまいました。シンポの内容はおってブログに書くつもりです。

    昆虫食はサバイバル時だけでなく、今後さまざまな面で可能性を秘めた食品になるのではないかと思っています。

  26. 既出かも知れませんが、この陸自のマニュアルの内容は、
    ほぼすべて『サバイバル読本」主婦と生活社 昭和57年発行
    の内容そのまんまです。

  27. ゲンゴロウさん、ご教示ありがとうございます。S47年に出版された谷口尚規氏の「冒険手帳」とほぼ同じというコメントもいただいています。私見ですが、そもそも「冒険手帳」が本家かと思われます。その内容が検証されないまま、その後のサバイバル関連書に継承されたのではないでしょうか。

  28.  私の後輩に道をあるいてるアリを食べている人がいました。
     死んでいないので、アリは大丈夫たと思います。
     インドでは、ハエの成虫が普通に売っています。
     参考までに。

  29. ニッシーさん、

    アリは食用としている地域が多いです。ただし加熱することをオススメします。

    ハエの幼虫は宇宙食として研究されているくらい栄養価が高いので、養殖の候補に挙がっていますが、成虫が食用として売られているのは寡聞にして知りませんでした。どのような種類のハエで、飼育されたのか、あるいは採集したものなのか、興味ぶかいものがあります。

  30. NKさん、真偽のほどはわかりませんが、いずれにせよサバイバル時のマニュアルであるならば正確さが求められます。

  31. 一方、スズメバチ類はアジアにおいて最大の危険動物で、日本でも毎年。。。リスクをおかしてまでスズメバチ類が食べられ、場所によってはこの仲間の絶滅まで懸念されています。
    とか、おそろしや

  32. げげげのげーさん、スズメバチは栄養があるうえ文句無く美味しいので、乱獲による問題もでてくるかもしれません。まあ現状では駆除され廃棄される確率が非常に高いのでもったいない話です。それを食料にまわせたらいいと思うのですが…。でも多数の人が美味しさに目覚めたら、それもそれで困った事態になるかもしれない。

  33. こんにちは~凄いサバイバルな食べ物を聞かせていただきました。
    食文化の進化て誰かが食べて生きてるか死んでるかで決まるのかな?
    自分は生き残れないかも‥

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