057 ヤママユその後

5月13日

育つかどうか不安だった幼虫たちだが、クヌギやコナラの葉をもりもり食べて、写真のようにヤママユの木状態になってしまうほど。餌の補給が間に合わない。

このころから次々と繭を作り始めた。モスグリーンの言いようのない美しさである。
5月27日

すべて繭を作ったので、羽化のための準備をした。初めての試みなので、これできちんと羽化できるか心もとない。混みすぎているきらいがあるかもしれない。

繭を二つに切り開いてみると、ごらんのようにきれいなさなぎが出てきた。揺するとピクピク動いて威嚇する。大きさはサクサンより一回り小さいくらい。近々ゆでて試食する予定でいる。
羽化したら卵をもった雌を食べてみるつもりでいる。これだけおおきいのだから、卵の食感もかなり良いに違いない。おおいに楽しみである。

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コメント

  1. らら より:

     うちのも繭になりましたよー。試食会の記事をトラックバックしようと思ったんですけど、うまくいかなかったのでやめました。前回は普通にできたのに?? 記事ではブチブチ文句言ってますけど、けっこう楽しかったですよ。またよろしくおねがいします。

  2. urasimaru より:

    大きいですね!アゲハの幼虫を子供の頃飼っていたのを思い出しました。あれは臭みがあって食べにくいでしょうか?
    試食会、行きたかったのですが、日程があわずまたの機会に。
    リンクして頂いて、ありがとうございます。

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