やはり新顔の虫缶である。竹を食害する蛾の幼虫で、その名もBAMBOO CATERPILLARとわかりやすい。和名をタケツトガという。雨季に伸びるタケノコのやわらかい中身を食べて成長する。取れたてはすこぶる美味いに違いない。生をつるりと口に運んでみたいと感じるのは私だけだろうか。というのもこの種の幼虫は揚げ油が染み込みやすく、時間とともに油が気になるようになる。この缶詰の場合も同様で、いささか油がきつく感じられた。
タケツトガもやはりチェンマイなどタイ東北部でよく食べられている。食堂などで大量に冷凍保存するので年中食べることができる。から揚げして塩コショウや、ナンプラーで味付けた天ぷらが定番らしい。
コメント
こんにちは!初めてコメントを書き込みます。
タケツトガ、以前中国の昆明で食べたことがあります。
揚げたては美味しかったけど、部屋でビールのつまみにしようと、別途揚げて貰い、持ち帰りしましたが、仰るとおり時間と共に油が気になりました。生や半生のほうが味わい深いかもしれませんね。
中国・上海在住なのですが、この地方では虫を食べる習慣は無いようです。今後、西南地方に行ったときは、色々チャレンジしたいと思っています。
この虫って揚げて食べるのしか見たことないんですが、食べてるものがものだけに、サッと湯通しして炒め物にしたりしたほうが美味しそうな気がするのは私だけ?
いえいえ、私も同感です。
煮物もいけると思いますよ。
虫すしのところにもこの缶詰の話がありますが、
かういふ缶詰はその辺の店では売つてゐないでせう。
探してもありませんでした。どういふところにあるのですか。
こちらも蛹のついでに教へてください。
うへで虫寿司と書いたのは「100」の板。
この幼虫はうまさうなので試してみたいのだが、
近所の店には全然なかつた。
店で聞いても判らなかつた。
泥まみれさん、タケムシの缶詰は福生のパクナムストアにまだ在庫しているはずです。ブログの012(2005-10-11)をごらん下さい。お店のことが書いてあります。問い合わせて見てはいかがでしょうか。
レスと情報をありがたうございます。
ほんたうですね。「012」の板に書いてありました。
製糸組合ともども当たつてみます。
たけむしもかいこに劣らずうまさうです。
竹虫を日本で養殖できないでしょうか?
もう少し昆虫食が普及すれば新たな竹林利用として可能性はあるでしょうが、現状ではそうした動きはないと思います。
先日、八王子方面へ行ったついでに、パクナムストアに寄りました。ツムギアリの缶詰はあったのですが、残念ながら目的のタケツトガの缶詰は置いて無く、入荷の予定も無いとのことでした。