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昆虫料理

008 カイコさなぎの佃煮

カイコは絹を生産する家畜として飼育されてきた。我が故郷信州でもかつては養蚕がさかんで、幼少のころ桑畑はそれこそどこにでも見られた。諏訪湖周辺に製糸工場があり、そこで糸がとられる。残ったさなぎを業者が買い付けて県内各地を売り歩くのである。 ...
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007 83頭のカブトの赤ちゃん

先に難攻不落と書いたカブトムシ幼虫だ。我が家ではカブトムシの累代飼育をしている。なんらかの戦法が思い浮かんでも身近にいなければ攻めることができない。 カブトムシ幼虫は一見美味しそうではないか。しかしなにを食べるかを知れば味の想像はつく。腐...
昆虫料理

006 bugsjelly

虫をトッピングしたゼリー。ご安心あれ、虫は本物ではない。知人が先日「こんなのあったからおみやげ」と皮肉っぽく笑って渡してくれた。 こういう趣向はアメリカ的だが、裏側を見るとこれがなんと中国製なのに驚く。昆虫料理のメッカだというのに。香港あ...
昆虫料理

005 ゴキブリを食べる

昆虫料理研究会では昆虫食のアンケート調査をホームページでおこなっている。そのなかで絶対に食べられない虫を聞いているが、ダントツでトップがゴキブリである。今日きたアンケートでも、ゴキブリは幼少時からあらゆる場面で諸悪の根元という刷り込みがあり...
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004 セスジスズメ

秋になると蛾の幼虫は越冬蛹になる場所を探して徘徊(ワンダリング)するようになる。これを捕らえるのがこれから10月にかけての楽しみのひとつだ。毎朝通勤に多摩川の土手を一駅歩く。運がよければ遊歩道を横断中の芋虫に出会うことができる。雨上がりの...
昆虫料理

003 灯火採集

「飛んで火に入る夏の虫」という諺のように、夜間の虫の集光性を利用した採集方法がある。灯火採集と呼ばれるものだ。灯火に集まる虫をつかまえ次々調理して食べる、という長年の夢を実現すべく、山梨県の清里方面へ車を走らせた。 計画では、まずキャンプ...
昆虫料理

002 超小型冷凍庫

ついに長年の夢が実現した。昆虫食材専用の38L超小型冷凍庫(消費電力70W)が我が家の一員になったのである。昆虫が我が家で暗黙裡に食材として認められた証でもある。 これまでは冷蔵庫の冷凍室の一部を間借りしていたので、窮屈この上なかった。こ...
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001 エンマコオロギの串揚げ

季節はめぐり、セミに替わって夜には虫の声が響くようになった。「コロコロリー」と鳴くエンマコオロギは、これから秋の夜長を楽しませてくれる音楽家の代表だ。 家庭菜園などやっているとエンマコオロギを比較的かんたんに手に入れることができる。菜園が...
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000 はじめに

夢野久作の『ドグラ・マグラ』によれば、胎児は母胎で10ヶ月、生命進化38億年の夢をみるという。胎児は脊椎動物の1億年に及ぶ上陸史をわずか1週間で再現する、と三木成夫は『胎児の世界』で驚きとともに書いている。 上陸このかた3億年われわれは爬...
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