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おいしい虫料理をめざして
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ミールワームのスパゲッティ
ミールワームは渋谷の某ペットショップのもの。これまでいろいろな店から買っているが、この店のが一番犬きくて栄養がありそうだ。よく水洗いして熱く熱したフライパンで2-3分秒める。妙め方が少ないと外皮が硬く、多すぎると中身がスカスカになってしまう。ほどよく炒めるには多少の熟練が必要。 ![]()
香ばしい匂いがしてきたら火を止めて小皿へ移しておく。 ![]()
スパゲッティにトッピングして出来上がり。 ![]()
最年少会員(小4)のカズキクン。もともとスパゲッティが大好きなので、あっと言う間に皿が空になった。彼にとっては虫が入っていてもいなくても関係なくスパゲッティは美味しいのだ。
アリとミールワーム入り牛乳寒天
アリを入れた寒天、ミールワームを入れた寒天、両方をミックスした寒天など、各種作ってみました。 ![]()
皿に移して出来上がり。 ![]()
初参加のイリエさん。テーブルに座るや、妙めて小皿に分けておいたミールワームを見て、「この足カワイイー」と言いながらポリポリ。スパゲッティも寒天も難なく征服。なんと心強い虫食愛好家だろう。 ![]() 虫を食べる人々
今年の活動方針のひとつである料理に工夫しておいしく虫を食べる研究の手始めとして、今回の食材は、ミールワーム(チャイロコメノゴミムシダマシ幼虫で、ペットショップなどで売られている)とオオクロアリ成虫(内山が会社の前の植え込みで採集)を取り上げました。 試食の結果、スパゲッティにミールワームはよ<合うことがわかりました。今回はトマトソースを使いましたが、味付けの工夫次第でさらにミールワームの番ばしさが引き出せるでしよう。 アリやミールワームをいれた牛乳寒天は、どうも昆虫の香ばしさと寒天のなめらかさが合わず、それぞれ単独で食べたほうが美味しいように感じました。 これまでの野外料理と違い、ちゃんと皿に盛って食卓にならべると、料理らしくなります。「カブトムシ幼虫のソテー」「バッタチョコ」『バッタの天ぷら」『コオロギの串焼き」など、限りなくさまざまな料理法が頭に浮かび、これからどんなおいしい昆虫料理と出会えるか大いに楽しみです。
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