23日の「昆虫食のひるべ5」用に頼んでおいたスズメバチが長野から届いた。クロスズメバチとキイロスズメバチである。クロスズメバチは中部地方では蜂の子として有名で、土産物店に佃煮として出回っている。その他の種類のスズメバチはあまり食べる習慣がなく、一部の地方では根強い人気があるものの、昆虫食品として出回るまでにはいたっていない。今回のキイロスズメバチは薬剤不使用の駆除巣をわけていただいた。
↑クロスズメバチ
蒸しパン用。味わい深いクロスズメバチを生地に混ぜ込んで蒸しパンを作る。
↑キイロスズメバチの巣盤
スズメバチとキノコのパスタ用。ごらんの巣盤を会場に持ち込み、参加者のみなさんに抜き取り作業を楽しんでもらうことにした。抜き取ったサナギや幼虫を使って今が旬のスズメバチを使った季節感あふれるパスタを作る。
まだ席にいくらか余裕があります。抜き取り作業を体験できます。
23日(日)15時〜18時
会費2000円
JR中央線阿佐ヶ谷駅前、カフェバー「よるのひるね」
※申し込みは内山までメール(s-uchi@lib.bekkoame.ne.jp)にてお早めに。
コメント
美味しそう。
そそりますね〜!東京在中ならば是非とも参加させて頂きますのに。
昆虫食の全国ツアーが実現されると嬉しいですね。その時はかならず名古屋にお越し下さいませ。
ところで、スズメバチの芋虫に入ってる大量の糞は抜き取りなさいますか?そのまま、野趣あふれるものとして召し上がるのでしょうか?
究極はどちらなのかしら?と気になって・・・
スズメバチときのこのパスタ、旨そうですね~。
どんな味付けで?きのこは何を使うんでしょう。きのこも野生だと相性ばっちりではないでしょうか。
>kokusa5884さん、
いまのところパスタはカルボナーラソースにしようかと思っています。濃厚でクリーミーな蜂の子によく合いそうです。
きのこも野生だときっといいですね、でもkokusaさんのように専門家ではないので、なかなかそこまではいきません。多分エリンギやマイタケになるのでは…。
>トコリーナさん、
「全国美味しい虫食べ歩きツアー」いいですねえ。ちなみに名古屋でお薦めの美味しい虫はありますか。
糞抜きはオオスズメバチはやったほうがいいと言われています。今回はキイロスズメバチなのでそれほど気にすることはないと思っています。
巣から抜き出すだけでも大変なうえ、一個一個幼虫をピューと絞ってニューと糞を出す作業はなかなか大変です。糞は食べても臭いはほとんどないので、出すにしてもいい加減にやっています。
究極はやはり糞を抜くほうでしょうか。
TBのご挨拶が遅れましたが,スズメバチ(コガタスズメバチ),初体験しました。
バターで炒めるとコーンのような風味で大変美味でした。還暦を迎えたVespaの専門家であった恩師に,糞の話をしたら,いろいろあるけど,食べるならば出した方が良いと云われました。
親蜂の標本を持って行かずに怒られましたが。
complex_catさん、取れたてのバター炒めは文句無く美味ですね。思うだけで唾液があふれます。フン出しはするに越したことはありません。食味がはるかに向上します。
私の場合親蜂は同じ乾燥するにしても、標本ではないので針は刺さず、魚の干物用ネットに入れて天日干ししています。常温で保存できて便利です。たまに囓るとそこはかとない旨味があってほっとする味わいです。