今年もオオカマキリの赤ちゃんの孵化がはじまった。いよいよ春本番である。卵のうは冬季に採集して軒下などに吊しておく。桜が咲くころ部屋に移して孵化セットを作り孵化を待つ。これがいまでは年中行事となった。今年は14セットを作る。チャック付ポリ袋(私の場合セイニチのユニパックH-4を使用)に卵のうを上下間違わないよう立てて入れてチャックを閉じ、ストローを差し込んで空気穴にする。いま現在3つの卵のうから孵化した。カマキリタマゴカツオブシムシなどの寄生がないことを祈る。どれだけ出るか、連休ごろまでの楽しみである。ただ孵化が出勤前とは限らず、帰ってみると部屋中カマキリだらけという事態も考えられる。家族の協力も必要なので、日々の協力関係を結んでおくことも大事である。孵化はだいたいあたたかで日差しの明るい午前中なので、気が付いたらストローを抜いてチャックを閉めておいてもらうといい。脱出しても多少ですむ。一人暮らしとか家族がみんな出払う場合とかは孵化するにまかせるか(部屋中カマキリだらけで大変困った事態にはなる)、面倒でも毎日チャックを閉めて出かけることだ。孵化したら冷凍保存しフリカケなどで楽しむことができる。脇役だが貴重な食材になる。
241 カマキリ孵化で春本番

コメント
カマキリを捕まえたくて色んな所を巡っていたら、ここにたどり着きました。
「お~!カマキリの孵化!!」と、ワクワクしながら読み進んでいたら、最後の最後に、「貴重な食材」と書いてあり、目をこすり読み直しちゃいました(笑)。
面白いですね。きっと、ここを覗かなかったら一生知らない世界でした。
どうしても一言残したくてコメントしました。
また、お邪魔します。
猫好き女さん、カマキリは比較的たくさん集めやすい昆虫です。またお立ち寄りください。