391 カミキリムシ採集

ウスバカミキリの幼虫を探して、友人と二人で河原の柳の朽ち木を削る。果たして大小70頭ほどを採集できた。ただカミキリムシであることは確かだが、ウスバかどうかはよく分からない。どなたか見分け方ご教示ください。
取ったカミキリムシは半数ほど持ち帰り、残りは取りたてをフライパンで炒めて試食する。じゅーじゅー熱い焼きたてを口に入れる。虫臭さがまったくない。噛み締めると濃厚な旨味が舌全体にじんわり広がる。愉悦のひととき。誘惑に駆られて傷ものを生でいただく。皮をしぼるとトロリとした白い身が舌をくすぐる。これぞトロの味わいというべきか。やはりカミキリムシは昆虫食の王様にふさわしい。


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コメント

  1. マサル より:

    あけましておめでとうございます!
    カミキリ虫の味はbugeaterさんのブログで読ませていただくたびに興味を掻き立てられています。
    王様の味をぜひ味わってみたいです。

  2. bugeater より:

    マサルさん、美味しいですよ、そちらでも捕れると思うので、河原の柳の朽ち木を削ってみることをおすすめします。

  3. ご無沙汰しております。
    カミキリムシ、美味しそうですねーー。
    こちらではカミキリムシの幼虫を「とっこむし」と呼ぶようです。
    (とっこ=根っこ)
    伊那谷へ来て2回目の冬が来ました。今年こそはぜひザザムシ漁にお誘いしようと思っていたのですが、昨年秋から天竜川の護岸工事が至る所で行われている関係で、水も濁っていて今シーズンはかなりの不作のようです。例年の今頃なら、近所でザザムシ漁をしている人をよく見かけるのですが、今年は全くいません。残念です…。
    ザザムシ漁の漁期は2月いっぱいまでですので、またお知らせします。
    機会が有りましたら、ぜひ遊びに来てください。
    ではでは。

  4. bugeater より:

    とよ田キノ子さん、こちらこそご無沙汰です。パネル展の際はお世話になりました。

    そうですね、とっこむしというようですね、伊那谷でカミキリムシは採集できるのでしょうか。

    ザザムシは年々収量が少なくなってきているようで、さびしい限りです。それに買うとすごく高いですし。でもぜひ体験してみたいので、チャンスがあったら声をかけてください。楽しみにしています。

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