長野へ帰省したおり、いつも立寄る土産物店で話を聞いた。
A店(駅ビル1階)
毎年立ち寄るお店。なんと店頭にイナゴ、ハチノコ、カイコサナギ、ザザムシのおなじみ4点セットが並んでいるではないか! 店頭に置いてあるのは初めて見る。お店で聞くと、「昆虫は売れ筋」とのこと。昆虫食ファンにとっては嬉しいコメントだ。若い人は面白がって買い、年配の人は懐かしがって買っていくという。
B店(長野駅向かいの土産物店)
こちらも毎年お邪魔するお店。ここには去年まで「かねまん」の昆虫食品が賑やかに陳列されていた。その昆虫食の老舗「かねまん」が去年閉店したため、予想通り馴染みのパッケージが姿を消していて寂しい。
ハチノコやザザムシは収量が減っていて年々確保が難しくなってきているようだ、とお店のご主人。ザザムシの減少は分かっていたが、ハチノコは回復しつつあるようにも聞いたいたので違和感を覚えた。
そこへ男二人の客が入ってきた。一人がイナゴを差して「これどう」というと、「気持ち悪い」ともう一人が答えた。イナゴ美味しいですよ、と言いたいのをぐっとこらえた。