今年も桑グミの実る季節になった。家の近くを流れる川の土手沿いに野性化した桑の巨木が10本ほどならび、例年びっしりと実をつける。今年はどうだろうかとずっと気になっていたがなかなか行けないでいた。ようやく空いた小一時間余で、真っ黒に熟した甘い実が2kg近く収穫できた。さっと煮てコンポートにし、残りは今年初めて焼酎に漬けてみた。この桑グミコンポートを使って寒天ゼリーをつくる。せっかくなので色合いが合いそうなアリの子とのコラボである。絵的には白いアリの子の浮遊感が面白い。そしてアリの子のプチッと弾ける食感がアクセント。予想以上になかなかいい感じに仕上がったのではないかと自画自賛。
(材料)
アリの子…適量
桑グミコンポート(自家製)…30個
粉寒天…3g
水…300cc
グラニュー糖…40g
(作り方)
1 アリの子を3分茹で、ペーパータオルで水気を切る。
2 水300ccに粉寒天3gを入れて煮溶かす。
3 とけたら火をとめ、グラニュー糖25gを加えてまぜる。
4 型に桑グミをならべ、(3)を型に半分流す。
5 5〜10分おき、やや固まったうえにアリの子をちらす。
6 型いっぱいまで(3)を流す。
7 荒熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。
8 固まったらカットして器にもる。
254 アリの子と桑グミコンポート入り寒天ゼリー

コメント
凝ってますねぇ。涼しげで美味しそうです。
はい、美味しいですよ。なかなかの成功作と自負。
夏にむかって涼しい食べ物がありがたくなりますね。
色合いといい質感といい素晴らしい出来上がりだと思います。
アリの子が可愛らしいです。
うわ、これ、すげえ美味しそうですね!
アリの子の淡泊さゼリーの甘さが合いそうです。
蚕様の蛹をゼリーに入れたらうまくないかな。うーん、どうかなー。やはり甘味系には合はないだらうな。ただ食材として食感は決して悪くないから、口当たりは悪くないだらう。問題は臭味だらうな。