059 ヤママユのさなぎの丸焼き

1 繭をハサミで切り開き、さなぎを取り出す。
2 アルミホイルを敷いたフライパンを熱してさなぎを入れる。
3 さなぎの動きが止まったら、頭部と腹部の先端を切り落とす。
4 弱火で10分ほど転がしながら焼いて水分をとばす。
4 皮を剥いて皿に盛り、醤油をたらす。
【焼き上がった皮付きさなぎ】

今回使用のヤママユさなぎは体長36ミリ、5月13日以前に繭を作ったもので、皮を剥くと翅の形まですでに確認でき、どうやら羽化間近の様子だった。10分間じっくり焼いて水分をとばしたので、こんがり焦げ目がついて見た目も美味しそうに仕上がった。ほっくりした食感もいいし、カイコさなぎのような独特の臭いもなく、味もドングリの葉を食べるサクサンに似て、とても食べやすい。
【皮を剥いたさなぎ】

サクサンもいままで焼いたことはなかった。野外で串ざしにして直火で焼いたらどんなに美味しいことか。貴重なヤママユと違い、市販されているのでふんだんに使えるし、大きいので食べ応えもある。今度ぜひ試してみたい。
ちなみにさなぎに添えた青味はアケビの新芽のお浸しである。友人にいただいた貴重な珍味を使わせていただいた。

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コメント

  1. らら より:

     これ、めちゃくちゃおいしそうですね。サクサンの蛹を買ってみたいんですけど、どの辺で売ってますか?

  2. bugeater より:

    おいしそうでしょう。ぜひ試してみてください。JR新大久保駅近くの中華食材店なのですが、お店の名前が分かりません。駅前道路を渡って左へ数分いったあたりです。サクサンは7月のセミ例会にももっていく予定ではいます。

  3. らら より:

     なるほど、新大久保ですか。今度探してみます(^^)

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