049 ヤママユの赤ちゃん誕生

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ヤママユの赤ちゃんが生まれた。写真がそれだ。体長5ミリほどと小さい。ざっと見積もって20〜30匹ぐらいいるだろうか。餌はクヌギやコナラなどの葉っぱだから、新芽が開く4月後半に孵化するのが自然だ。早期孵化である。
昨年初秋に長野県の清里で灯火採集をした。そのときのブログで次のように書いた。
「大形の蛾であるヤママユガを何頭か採集した。食べると旨いのはわかっているが、もったいなくて食べられなかった。三角紙にていねいに包んで標本用に持ち帰った。帰ってみると三角紙のなかに卵を産んでいた。来春孵化するのだろうか。」(2005年9月9日「003灯火採集」より)
孵化したのは嬉しいが、さて困った、餌の葉っぱがない。そこでノイバラを与えてみる。「早く孵化したときはノイバラを」と飼育参考書にある。以前にノイバラでナナフシを育てた経験がある。
はたして翌日みると、飼育ケースの底に細かなフンが散らばっている。なんとかノイバラを食べてくれているようだ。これで新緑の季節まで乗り切れるのだろうか。サクラもよさそうなので、新芽が開いたら与えてみようと思っている。どなたか飼育に詳しい方、ぜひコメントをお願いしたい。
ヤママユはヤママユガ科に属する大型の蛾で、クヌギ、ナラなどを食樹とし、【山繭】とも【天蚕】とも書く。我々がよく試食会で使う中国産のサクサンは【柞蚕】と書く。同じヤママユガ科である。【柞】はクヌギ・ナラの類をいう。クヌギ・ナラを食べる蚕という意味である。
飼育の目的は二つある。一つ目は、10センチにもなろうかという巨大な幼虫と、これも大きいであろう蛹とを食べてみたいという夢。蛹はサクサンと食べ比べてどうかという興味もある。二つ目は単純に淡緑色の美しい繭を見たいという、これは純粋にロマンチックな夢である。
あまり期待してはいけない。最悪の事態を想定して事にあたらなくてはいけない。それにしても、このうち何匹がサバイバルの勝者となるのだろうか。

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コメント

  1. takanori678 より:

    ぬぬ、拙者は蛾というものが駄目なのでこれは食えないかも。。。

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