先日講習会を受けて食品衛生責任者の資格を得た。「安全で衛生的な食品を提供すること」が資格者の責務だそうで、レストランなどでは必ず有資格者をおかなくてはいけないことになっている。写真のような表示板の掲示も義務づけられている。
マスコミの取材や出演依頼などでまず聞かれるのは「食べて大丈夫でしょうか? お腹をこわしたりしませんか?」というものだ。たしかに出演者にムシを食わせて何かあったら大変だ、という思いはよく分かる。これまでは「火を通すから大丈夫ですし、一度も中毒したことはありませんから」と経験則で乗り切ってきた。
これからは強い味方が加勢してくれる。水戸黄門の印籠ならぬ、食品衛生責任者証の登場である。これを見せれば話は円滑に進むに違いない。取得の第一の理由はこれだ。それから採算を度外視した昆虫料理専門店開店なる優雅な夢の実現に向けて、というのが第二の理由である。
010 食品衛生責任者
