011 ピエリシンエ

なにやら聞き慣れない言葉だが、これはがん細胞を壊す働きが実験で証明されたタンパク質のことだそうだ。この物質はモンシロチョウのサナギと幼虫に含まれるらしい。以下寄生虫博士として有名な藤田紘一郎氏の著書から引用する。
「若林敬二国立がんセンター研究所副所長らは、モンシロチョウのサナギと幼虫に含まれるタソパク質に、がん細胞を壊す働きがあることを見つけました。このタソパク質は、人間の様々のがんにアポトーシス(細胞死)を起こすことが実験で確かめられ、細胞レベルでは一般の抗がん剤を上回る効果が認められました。
 同研究所はこのタソパク質に「ピエリシンエ」という名前をつけました。この物質は多種類のがんに微量で効果がありました。とくに子宮、胃、大腸のがんの増殖を強く抑えました。がん細胞のDNAに結合し、アポトーシスを誘発していました。チョウのなかでは、この物質は外敵防御の役目をしているらしいのです。」
(『「万病」虫くだし』藤田紘一郎著、廣済堂出版、2005年より転載)
昆虫の薬効については古来より漢方などで語られている。いまでは日本人の死因のトップががんということになっているが、急激で大量の肉食がその原因なのではないかと考える。その意味で虫は免疫力アップに最適な食材ではないかと推察するがどうだろうか。
さてではガンを抑制する効果の高いといわれるモンシロチョウをどう食べるか? 家庭菜園の無農薬白菜、キャベツ、ブロッコリーなどのアブラナ科の野菜にはほぼ間違いなくモンシロチョウの幼虫を見ることができる。家でも狭い畑を借りていてブロッコリーなどを植えているので、モンシロチョウの幼虫にはことかかない。
この時期毎週休日の朝は小さなチューブ入り醤油をもって畑へでかけ、4〜5匹は生でいただくことにしている。「小袋入りの青汁」といえば感じが分かるだろうか。そにままだと青臭いので醤油を少々たらす。残りは家へ持ち帰って冷凍する。冷凍青虫の調理法は未確定である。なにかこれぞというアドバイスがあったらぜひお聞かせ願いたい。

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