290 サクラケムシの食べ方

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茹でる

腹部の断面

ネットで天日干し

(ゆで)
毛虫特有の毛皮が唇を刺激する。弾力ある外皮をプチっと噛み切ると、やわらかな身が口中にじんわり広がる。どこか記憶にある懐かしい食感と思ったら、なんと昔田舎で食べた「しそ巻き」の歯ざわりによく似ているではないか。身の色は文字どおり桜色で、ほのかにサクラの香りがする。桜の葉には赤い色素が含まれているのだろうか。体液も赤いのである。色素についてどなたかご存知の方、ご教示願いたい。
(揚げ)
揚げると食感がパリパリサクサクと食べやすくなるのだが、サクラケムシのように小型の虫は中身がとんでしまい、皮が油っぽいだけであまりうまくない。
(干し)
約3分ゆで、天日で干す。虫体が小さいので、天気が続けば3日ほどで仕上がる。頭部はカリカリ、胴体はシコシコの食感である。噛むほどに旨味がにじみ出てくるのは、凝縮したグルタミン酸のせいか。例えればスルメに近い感じ。常温保存できるのもいい。

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コメント

  1. せつな より:

    魚ではよくある方法なのですが、干物にしてから揚げるというテもありかと思います。
    幼虫は脂肪分が多いからか、確かに揚げると中身がスカスカになってしまうものが多いんですが
    干してから高温で一瞬油通しして仕上げるだけなら邪魔な毛も食べ易くなって一石二鳥な予感。
    やってみないとわからないですが。

  2. bugeater より:

    せつなさん、確かに乾燥させてから揚げると、中身がとばないし、毛も落ちるし、しかも水分で油がはねることもなくなるので、一石三鳥かもしれないですね。アイデアありがとうございます。さっそく試してみます。

  3. 通りすがり より:

    毛がある奴は下処理後直火で炙ると食べやすいかと思います

  4. complex_cat より:

    乾鮑みたいなかんじでしょうか。干し物は味が凝縮されるので,刺身より,高級食材になる場合も少なくありませんね。
    いろいろな可能性が見えてきて素晴らしい。

  5. bugeater より:

    通りすがりさん、ご指摘の通り毛は焼いて取るのがセオリーです。ただサクラケムシは小形なのでさっと火にかざすぐらいにしないと焦げくさくなりそうです。

  6. bugeater より:

    complex_catさん、干しアワビは食べたことがないので正確には言えませんが、多分似たような味です。虫全般に言えることですが
    、水分がとんで味が濃厚になるので、高級食材になるかは別にして、可能性はいろいろありそうです。

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