この夏うかがった滋賀の「西脇順三郎記念探検の殿堂」から連絡があり、ゴマについた芋虫はいらないかという。シモフリスズメ幼虫らしい。二つ返事で送っていただく。蒸して味見をする。噛むとトロリとした身が口に広がる。意外だ。大型なので皮の内側にしっかり肉が付いていると予想したのだが……。ほとんど味がなく臭みもない。皮が硬くて噛み切れない。これは揚げるしかない。そこで調理したのが写真だ。田舎の長野市周辺では「丸ナス」というお焼き用の身の硬いナスが栽培されている。それを持って帰っていたので、輪切りにしてオリーブオイルで焼く。そこへカリカリに揚げた幼虫をのせる。伊丹のクマゼミ会でいただいた名古屋名物の甘めの味噌をたっぷりかける。色合いにしし唐をそえた。

497 揚げスズメガの焼きナスのせ
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コメント
アブラセミ食ったら、アレルギー反応が出ました(甲殻類アレルギー?)
お気をつけ下さい。
博多さん、ご指摘ありがとうございます。おっしゃるとおり昆虫も同じ節足動物なので、エビ・カニアレルギーの方は少量でお試しください。