062 子持ちヤママユの丸焼き

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1 ガの翅を調理バサミで切り取る。
2 網にのせて10分ほど焼く。
3 焼き上がったガを調理バサミでタテ二つに切り開く。
4 醤油をたらし、できるだけ冷めないうちにいだだく。
【卵を拡大したところ】

今回試食したのは羽化5日後のメス(体長約4センチ)だった。すでに無精卵を枝に数個ほど産み付けていた。10分ほど焼くと香ばしいにおいが立ちこめる。お腹をタテにハサミを入れると、写真のようにぎっしり詰まった黄色い卵が目に飛び込んできた。直径2〜3ミリと大きい。100個弱はありそうだ。
噛むとぱちんぱちんと卵がつぶれる音が内耳に響く。硬いがなれるとこの音は快感である。かみしめるとほんのり甘い。これぞまさに珍味といえる。羽化直後はもっと柔らかいに違いない。こちらが好きという人もいるだろう。それはお好みである。
写真でおわかりのように、黒いチョコレート状の無味無臭の液体が腹部末端に満たされていて、卵はこの液体によってコーティングされ外へ出てくる。この液体は枝に卵を固定するノリとして働き、さらに冬季の寒さと乾燥から卵を守る役割も果たしているのではないかと想像する。
かれこれ5〜6年前になるだろうか。前回試食会をした稲城市の雑木林で、やはり採集と試食をしたことがある。試食は屋外で夜間になった。もっと小型のガで、たぶんスズメガの一種だったが、卵の食感と出会い、それ以来ガの卵のおいしさに憧れ、卵をもったメスとの再会を夢見ていた。はからずも今回しかも日本最大級のガでその夢が果たせた。自然の恵に感謝するしかない。

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