
缶詰としては新顔だが、食材としてはおなじみのツムギアリ幼虫と蛹である。これまではもっぱら冷凍パックで売られていた。缶詰の中身のアリは薄く塩茹でされ、たっぷりの水に沈んでいる。素材缶詰である。水を除いたアリだけの重さは100グラム。タイでは炒め物が多いに違いない。缶詰のイラストを見るとサラダに添えて盛りつけてある。左下にアリの成虫がいるのが楽しい。缶詰だと常温で保存できる利点はあるが、缶を開けると使い切るしかないのが不便だ。これまでの冷凍だと必要量をぱきぱき折って使えた。一長一短がある。

087 ツムギアリ缶詰
昆虫料理


コメント
はじめまして☆米にわく虫って食べれますか?そしておいしいですか?
620さん、米粒を加害する代表的な昆虫というとコクゾウムシかと思われます。残念ながらコクゾウムシはまだ試食の経験がありません。ぜひ試食されてレポートをお寄せ下さい。
ゾウムシの仲間ですし、しかも米を食べているのですから、幼虫はきっと美味しい部類に入るものと想像できます。ただ決定的な弱点は約3ミリという小ささです。これだとあまり味がわからないでしょう。
同じゾウムシ科でも栗を食べて育つクリシギゾウムシはやや大きくて8ミリぐらいあります。これだけあれば食味など分かります。山栗を拾い集めておくときっとこのムシが這い出てきます。これをフライパンでカリカリ煎って食べると最高です。お試しください。
コクゾウムシもそうですが、もうひとつ厄介なノシマダラメイガなどがいます。
コクゾウムシよりもずっと米が不味くなる印象があります。
成虫になっちゃうと鱗粉ばら撒かれるし。最近ウチはこればっか。
幼虫はコクゾウムシよりは若干大きいですがやっぱり食べるほどのサイズでも数でもなく。これ使うと結構魚が釣れるので、そっちに使ってしまいます。
丁寧なコメントありがとうございました!実はまだ昆虫料理未体験者でいきなり大きいのは抵抗あるので、小さいものから食べてみようと思ったのですが、何かコクゾウムシもメイガもあまり美味しく食べれなさそうですね…(;_;)また何か良さそうな食材を見つけたらお聞きしますのでよろしくお願いします(^_^)b
昆虫料理の世界は奥が深いですね☆
一気に新メニューが登場しましたねえ。
あの中では、やはりキムチに興味がわきました。ただ、虫の味が判別できるかの不安がありますが・・・。
それと、芋やマイタケとの煮物。なるほどああすればスズメバチも堅く収縮せずにいただくことができるのかと感服いたしました。
前回、「ともぎた」になってしまいました。すみません。
既にご存知かとは思いますが・・・↓ここはなかなか優れものです。
(社)農林水産技術情報協会 — 昆虫科学館/虫を食べるはなし —
http://www.afftis.or.jp/konchu/hanasi/index.htm
内山さん、みなさん、お世話になりました。
天候にも恵まれとっても楽しかったです。
料理はどれも普通に美味しかったです。中でもキムチは想像通り絶品でした。ただし、先に食べちゃうと他の料理の味が判りづらくなるのが難点ですね。味付けの薄い、素材の味が生きている料理から食べるのが試食会の心得かも。
また今度誘ってください。ありがとうございました。