むし社『ビークワ』の昆虫料理シリーズもこれで最後になった。有終の美を飾るべく、お正月発売ということなので、虫おせち料理に挑戦した。今回は和食のプロに作っていただく。
■マダゴキの雑煮風 ツムギアリ散らし
マダガスカルゴキブリの中身のみを使い、餅に見立てる。ツムギアリを散らしてプチプチした歯触りも楽しむ。
■セミ幼虫とイナゴの田作り風
セミ幼虫は揚げ、イナゴは茹で、フライパンでカリカリに煎り、調味料をからめる。
■オオスズメバチとキイロスズメバチ照り煮
オオスズメバチとキイロスズメバチを茹で、調味料を入れ煮立って泡だった鍋に入れて絡める。
■虫各種の筑前煮
キイロスズメバチの幼虫と蛹、イラガの蛹、ジャイアントミルワーム、オオジョウロウグモ、ジョロウグモ、フタホシコオロギなど炒めたら、鍋で煮込む。
■サクラケムシとヤナギムシ入り赤飯
サクラケムシ、ヤナギムシを混ぜ込んで炊いた赤飯。
■ジャイアントミルワームとにんじんの洋風なます タガメのペーストを添え
細く切ったニンジンにジャイアンミルワームを合わせ、ペーストにしたタガメをかける。
455 虫おせち

コメント
ヤー,もう少しアップで見たいところですね。
complex_catさん、できたら載せたいと思います。
この味噌汁の具はなんですか?
テーマはお雑煮です。マダガスカルゴキブリの白い中身を餅に見立て、ツムギアリを散らしています。本当は揚げたアルゼンチンモリゴキブリとトルキスタンゴキブリを加え、セミ味噌風味で仕上げる予定でしたが、残念ながら時間がなくてそこまでは出来ませんでした。味は粕汁のようだと参加者の言、たしかにマダガスカルゴキブリの独特の風味や香りは粕汁に似ているかもしれません。
ヤナギムシのお赤飯ですか。
なるほどですね。
なぜか右下隅だけ華やかに見えるのは、
私の贔屓目でしょうか?
ところでbugさん
彼らは、どのように保存されてたのですか?
よもぎたさん、
やっぱり赤い虫は映えますね。
保存は蒸して冷凍しました。