094 ジョロウグモの採集

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この季節はジョロウグモが旬を迎える。お尻が真紅の婚姻色に染まると食べ頃であり、よく太ったメスを選んで採集するといいだろう。クモはバッタのように飛ぶことはないので採集は比較的容易である。ただ噛まれると少し痛いので気を付ける必要であるが、手早く採集すればめったに噛まれることはない。毒に関していえば、ジョロウグモ毒は人間の消化器系のなかで分解されるので食べても害を及ぼすおそれはない。
先日2時間ほど雑木林を歩いて100頭あまり採集した。家に持ち帰って30秒ほどさっと熱湯を通して水を切り、10頭ぐらいずつまとめて小袋に入れて冷凍しておくと使うときに便利である。
世界に目を向ければクモは比較的広範な地域で食用とされている。中国、タイ、ビルマ、カンボジア、マダガスカル、ベネズエラなど、火であぶったり油で揚げたりして食べる。17世紀から18世紀にかけてフランスでも芸術家や天文学者が好んでクモを食べたらしい。
毒グモとして恐れられる大型のタランチュラも実は毒性はそれほど強くなく食べがいがあって美味しいと言われている。これはぜひ食べてみたい虫のひとつである。もし食べたことがある方がおられたらご一報願いたい。



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コメント

  1. せつな より:

    すごい
    こっちじゃそんなに獲れないですよ。
    数が少ないもんだから、あんまり獲っちゃ悪いかと思って遠慮してしまうくらい。
    これだけ獲れればいろいろできますよねぇ。

  2. bugeater より:

    せつなさん、家の近くの散策路でもけっこう列をなして巣を張っています。やはりこのへんは餌となる虫が多いということでしょうか。

  3. cha より:

    はじめまして。すごい量の虫料理にちょっと圧倒されてしまいました。
    さてタランチュラですが、カンボジアで食べましたよ。
    素揚げに塩をふっただけのものだと思いますが、肢に毛が生えているので口に入れるとふわっとした感触があります。
    肢はカリっと、腹はモソモソした感じでした。
    北部の名物らしいですね。ポルポト時代の苦しいときの名残でもあるようです。

  4. bugeater より:

    タランチュラを食べたとは、なんとうらやましいことでしょう! 食感は大型のカニ(しかも脱皮直後のやわらかい)を連想していましたが、味もそれに近いのでしょうか。カンボジアの若い娘さんがタランチュラを美味しそうに食べている写真が『Man Eating Bugs』と題する世界の昆虫食写真集の表紙を飾っています。わたしもいつかこんな風に食べてみたいものと夢見ています。

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