258 南極で昆虫食

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南極設営シンポジウムは「南極観測における設営活動を、より効率的で環境に配慮したものにするため、南極観測で利用できる技術、南極観測の運営に役立つ技術情報に関連したテーマ」の発表で、国立極地研究所で毎年行われている。今年は第5回で6月6日に開催された。発表時間は15分。これに応募し、以下の内容で発表を行った。
■演題■
「南極における食糧自給と廃棄物軽減への昆虫利用について」
■発表内容■
「省スペースかつ容易に高エネルギー食料を持続的に自給生産できる利点から、宇宙食に昆虫が構想されている。南極でも廃棄物を餌とする昆虫飼育によって食糧自給と廃棄物軽減が期待できる。もとより南極地域の環境保護に十分配慮しなければならない。」
「数々の発表の中で一番興味をそそられたのが、昆虫料理でした。奇想天外さが気に入りました。探検とは、芽生えた知的好奇心を発露させ、未知なるもの、未知なる科学的真理を求める旅だと思っています。フリーズドライを作るのも“探検”です。昆虫料理もなかなかの探検ですね。試食させていただいた昆虫料理、旨かったです!ワインが合いますね。7月1日からは極地研隊員室で仕事をしています。いつでも遊びにおいでください。」というメールを後日いただいた。極地におけるフリーズドライ食品の利用について発表された方からである。
懇親会用にカイコさなぎの腐乳漬け、乾燥サクサンのタガメチリペースト風味など持参したのだが、これが予想外に好評で、所長をはじめ、みなさん大いに昆虫食の話題で盛り上がった。
第5回南極設営シンポジウムの案内

お知らせ
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昆虫料理研究会では、阿佐ヶ谷と高田馬場でそれぞれ月に一度、昆虫料理の試食体験会を開催しています。お気軽にご参加ください。
昆虫食
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昆虫食を楽しもう! | 内山昭一が主宰する昆虫料理研究会

コメント

  1. よもぎた より:

    発表聞きたかったです。
    (だいたいの想像はつきますが・・・^^)
    極地方や宇宙に限らず、
    食糧自給と廃棄物軽減に
    昆虫が期待できることは
    疑うことなき事実だと思います。
    雑食で大型の昆虫(コオロギやゴキブリ等)であれば、
    十分にその役割を全うできることでしょう。
    国家プロジェクト?として本気で取り組めば
    品種改良等によって
    十分家畜?となりうる品種が開発されるはずです。
    問題は、
    調理方法と言うよりは
    昆虫を食することに対する差別・偏見だと思います。
    bugさん互いにがんばりましょう!(何を?^^)

  2. bugeater より:

    よもぎたさん、力強いお言葉ありがとうございます。お互いに差別・偏見に負けずにがんばりましょう。

    サイエンスチャンネルは明日から見られるはずです。こちらもごらんください。

    来月には『楽しい昆虫料理』というレシピ本もでます。こちらの宣伝もよろしくお願いします。

  3. yutinjapan より:

    SECRET: 1
    PASS:
    内山さん、去年セミ会に参加させていただいた小林というものです。いつもブログ楽しく拝見しています。お尋ねしたいのですが、今年もセミ会は開催されるのでしょうか。ぜひ参加したいので、もし期日などお決まりでしたら教えていただきたいです。それでは。

  4. 三橋亮太 より:

    宇宙食としての昆虫食についての論文は僕も読みました。南極での利用の候補は、どのような昆虫をお考えなのでしょうか。僕も発表聞きたかったです。

    レシピ本、必ず買います。僕は奥本大三郎先生のファンでして、対談もすごく楽しみです。

  5. よもぎた より:

    今、我が家には38頭のクワガタ類がいます。
    あれだけの糖蜜で
    なぜ、
    あれだけのパワーが出せるのでしょうか?
    タンパク質(アミノ酸)も
    発酵樹液だけから得ているのでしょうか?
    不思議です。
    食する際にも肉は多い方がいいので?
    どなたか教えていただければと・・・・。

  6. bugeater より:

    yutinjapanさん、今年の「セミ会」は8月2日(土)を予定しています。ぜひまたおでかけください。
    大阪で「クマゼミ会」があります。7月26日(土)の予定です。関西方面の方でご都合の良い方はご参加ください。残念ながら私は参加できません。

  7. bugeater より:

    三橋さん、とりあえずコオロギ、マダガスカルゴキブリ、アルゼンチンモリゴキブリなどが念頭にありました。

    エビガラスズメの養殖法が確立されていると聞いています。おわかりでしたらそのへんの技術情報を教えてください。食料としてエビガラスズメの飼育は魅力的です。

    レシピ本、なんといっても口絵カラー写真64品は圧巻です。もちろん奥本先生の話も楽しいです。大学生協でもおいてもらえるといいのですが。とにかくみんなにたくさん買ってもらって、昆虫食への偏見を払拭してもらうようがんばりましょう。よろしくお願いします。そうすれば三橋さんの研究環境もよくなりますしね。

  8. bugeater より:

    よもぎたさん、38頭もいたのですか。飼育だけでも大変ですね。ところで昆虫は餌量の40パーセントが身になるといわれています。ものすごく栄養変換効率がいいんです。小さな昆虫は樹液ほんの少々で活動に十分なエネルギーを得られるのでしょう。

  9. 通りすがり より:

    クワガタムシやカブトムシは樹液の養分に加えて
    発酵した樹液に含まれる酵母を食べて蛋白質などを
    摂っているので、樹液だけでも栄養的には十分なんですね
    だから、果物や砂糖水や蜂蜜だけで飼うと、早死にするんです

  10. bugeater より:

    「発酵食品」は昆虫の体にもいいということですね。

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