
いまや納豆は「ナットウキナーゼ」の健康増進効果や優良な大豆タンパク質を多く含むことなどにより、健康食品の花形になりつつある。また細胞を活性化し、肌を若返らせる効果もあるという。かたやカイコのさなぎは三個食べると卵一個分の栄養があるといわれるほどの栄養の塊である。この二つが合体したのだから健康食品としてはオニに金棒ではないか。
では食べやすさはどうか。そもそも納豆は臭い食べ物であり、改良されてきたとはいえ、やはり臭い。一方カイコのさなぎも食草の桑の葉のせいか、やはり独特の臭いがあり、それでさなぎをきらう人も多い。そこでさなぎを佃煮にしてまぜる。佃煮風味の新鮮な味のため、双方の臭みが調和されて驚きの食べやすさに変身した。
大豆に納豆菌をふりかけて自家製の納豆を作るのが冬場の楽しみなのだが、今度の冬はそこへさなぎも混ぜてみようと思い立った。以前にさなぎ単独で納豆菌をふりかけた時はあまりうまくいった記憶がない。大豆と混ぜたときどうなるかは誰にもわからない。
067 さなぎ納豆
昆虫料理


コメント
はじめまして。ちぇこ♪と申します。
ちょっと衝撃でした。
でも、新しい発見でした。
勝手ですが、わたしのブログで、紹介させていただきました。
また、来ますね♪
むむむ、蚕様の蛹と納豆とは思ひ付かなかつた。これもまたうまさうだ。
だが缶詰ポンテキのたれは納豆にも合ひさうな気がする。
ポンテキだけを納豆に入れて、納豆用のたれか醤油を使ふ手もあらう。
よおおおし、試してみるぞおお。