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174 ヒグラシが聞きたくて

朝4時に起きて近くの山へ登る。ことのほか暑かった夏も終わろうとするこの時期、三木卓の形容するヒグラシの「銀の箔を振るような声」を無性に聞きたくなったためだ。まだ暗い尾根にたたずみ初鳴きをじっとまつ。4時半をすぎ空がいくぶん白み始めたころ一頭...
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169 ナナフシ(七節)産卵開始

5月に近くの雑木林で採取した6頭のナナフシの産卵がはじまった。成虫になったのである。卵は茶色く表面がでこぼこし3ミリほどの大きさで、ナナフシモドキという種である。青く細長い糞に混じる卵を選ぶのはそれほど難しいことではない。ただ数が多いので忍...
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165 粘菌を食べる

1日に粘菌観察会があって参加した。よるのひるねに標本がおいてあり、先日も粘菌映画を見て興味が湧いた。しかもメキシコなどで食べているらしいことを知ってさらに興味が倍増した。粘菌という生き物はあまり知られていない。変形菌が正式な呼び名だが、成長...
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151 新潟山菜行+α

友人に誘われて1泊2日の「ディープな山菜共和国ツアー」にでかけた。新潟県魚沼市大白川である。友人の友人宅に泊めていただき、手作りの山菜料理をごちそうになる。明くる日採取したりいただいたりして持ち帰った主な山菜を挙げておく。ワラビ、ウルイ、ヤ...
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143 昆虫料理研究会第24回例会について

例年の春の雑木林での試食会です。里山の雑木林で新鮮食材を採集・調理していただきます。5月19日(土)を予定しています。日程の詳細が決まりましたらお知らせします。春の息吹を満喫しましょう。ご期待ください。
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138 オオカマキリ卵嚢採集

孵化したばかりのカマキリの赤ちゃんは、試食会などで結構話題になる。そこで今年1年分を確保すべく、三月はじめ、卵嚢採集に河原をあるいた。昨秋探したときは7個しか採集できなかったので、今度は場所を変えて探した。その結果2時間ほど歩いて32個を発...
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123 カイコ蛹の仕入れ

かつて養蚕がさかんな頃があったとは今では想像もできない。私の住む多摩地域でも野生化して点在する桑がその名残をとどめているにすぎない。繭から糸を取って残る蛹が貴重なタンパク源として流通していたことなど遠い昔話になりつつある。そんな今の日本で蛹...
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115 河原で韓国料理を堪能

取材の続き。青空の下、多摩川河畔でムシチヂミ、ムシチゲを作る。師走の急な呼びかけにもかかわらず、虫食い大好き仲間が5人も集まってくれた。感謝。取材の2人と合わせて総勢8人がアウトドアムシクッキングを楽しむ。チヂミにはカイコさなぎ、コオロギ、...
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093 昆虫料理研究会第23回例会報告

10月14日、毎年恒例のバッタ会を開く。総勢15人(男性11名、女性4人)で秋の河原にバッタを追ってネットを振った。バッタのなかでもトノサマバッタが主なターゲットである。イナゴは佃煮などで有名だが、トノサマバッタはイナゴよりずっと大きく食べ...
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084 昆虫料理研究会第23回例会のご案内

秋の河原で虫を捕り、調理し、味わう集いさあ今年も待ちに待ったバッタ捕りの季節がやってきました。とりわけ大きく育ったトノサマバッタの採集は、狩猟気分を満喫させてくれます。多数のご参加をお待ちしています。 ◆集合日時2006年10月14日(土)...